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[BOOKデータベースより]
1 イメージを楽しむ(エレガント;ロマンチック ほか)
[日販商品データベースより]2 カラー&イメージの基礎(有彩色と無彩色;トーンの違い ほか)
3 作品アラカルト(ドロワーズ;バッグ ほか)
4 暮らしを彩る(エレガントなクリスマス;ハッピーウエディング ほか)
カラーを活かしたイメージ・コーディネートで素敵な作品づくり
幼い頃から服が好きで、母が作ってくれる服の布選びが大好きでした。 カラーの研究所に勤めていたときに、カルトナージュに出会いました。 厚紙を組み立てて好みの布や紙を貼り、箱などのインテリア小物を作る ことは、大好きな布を使って色の組み合わせを楽しめると喜び、カルトナージュにはまりました。
そして、カルトナージュの技術を活かせる額 装にも興味が湧き、いろいろなデザインを習い、壁を飾る世界にも広がりました。さらに、茶箱を装飾して家具のように仕立てるインテリア茶 箱クラブのインストラクターの活動も加わりました。
同じデザインが作る人の感性でさまざまなイメージに仕上がることが一 番気に入っています。
皆で同じものを作るのではなく、自分の好きな色 や柄で、好きな雰囲気で作るプロセスを楽しんでほしいというポリシーから「カラーを楽しむカルトナージュ」というタイトルでの講師活動を 始めて、10年が過ぎました。
この度、毎年開催していました作品展の10回目を記念して出版する運びとなりました。
今後も、飾りながら実用的なカルトナージュやインテリ ア茶箱の魅力を皆さんに伝えながら、一緒に作ることを楽しんでいきたいと願っています。(はじめにより)
カルトナージュとは
cartonnage(カルトナージュ)とは、フランス語で、厚紙で作ったものという意味です。厚紙(carton)を切り、組み立てて、布や紙を貼り、美しいインテリア小物を作る伝統工芸です。
飾り物ではなく実用的、特別な道具は必要なく、手軽に作れるところが魅力です。
1844年、Ferdinand Revoul(フェルディナン・ルヴル)という人物が、南フランスのヴォークルーズ県のヴァレアスという小さな町で、繭を大切に保存する目的で段ボールの箱を作り産業化したのが、紙箱の始まりのようです。
その後、香水など他のパッケージに広がり、大事なものをしまう箱として家庭でのフラフト文化が発達するなど、様々な広がりになっていったようです。