- 食べる
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784872596182
[BOOKデータベースより]
「分け合う」のは人間だけ?好き嫌いはどうやって決まる?初めて会う人と共に食べると打ち解けるのは、なぜ?サルやゴリラに離乳食はあるのか?ハンバーガーはなぜ手づかみで食べてもよいのか?ヒマラヤで糖尿病が増えているのはなぜ?
第1部 「食べる」を通じて学ぶ(食を通した心の発達;サルは共に食べて社会を学ぶ;好き嫌いから「食べる」を捉え直す)
第2部 「食べる」を通じてつながる(「食べる」ことは「こころ」を映す―心理療法から拒食と過食を考える;ツールとしての炊き出し―災害救援における食の意味;エンデの村で食べること―インドネシア東部でのつながりのある暮し ほか)
第3部 「食べる」を通じて考える(「食べる」ことになぜ作法が求められるのか―「食べる」に関する教育人間学的考察;「食べる」ことと性―食の哲学に関する一側面)
「食べる」という日常的な行為をキーワードに、心理学、社会学、教育学、哲学、生物学などの広範な学問領域から、「人そのものと、人が営む社会」を明らかにする。各章では、味覚をつかさどる脳神経機構からの研究、乳幼児の食行動と関連した社会性の発達、贈与交換と共食、摂食障害、食事の作法、災害時の「炊き出し」、辺境地の食、サルや類人猿の食行動、食と性のタブー等について扱い、「人間とは何か」という問いに迫る。
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