[BOOKデータベースより]
フィヒテを再評価し、ハーバーマスと対決する。
第1章 超越論的語用論とは何か(超越論的語用論は何を扱うのか;方法的独我論、および抽象の誤謬という問題 ほか)
第2章 自己関係性―超越論的語用論のフィヒテ主義的性格(1)(根拠付けという観点とフィヒテ主義;知的直観として行為知 ほか)
第3章 「上昇」か「下降」か―超越論的語用論のフィヒテ主義的性格(2)(究極的根拠付けに対するハーバーマスの代案;アーペルによる反論 ほか)
第4章 無限界の理想的コミュニケーション共同体とは何か(統制的かつ(長期的には)構成的とはどういうことか;理想的コミュニケーション共同体と「目的の国」 ほか)
アーペルが提唱した超越論的語用論は、現代ドイツ哲学の「言語論的転回」を主導した。しかしその主眼である「究極的根拠づけ」という哲学的課題には、多くの批判が寄せられてきた。本書は論敵ハーバーマスからアーペルに向けられた批判に対して、フィヒテとの関連から応答を試みる。超越論的語用論の哲学史的な位置づけの修正、直面している問題の解決、現代的意義の解明に取り組んだ意欲作。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 人性論
-
価格:1,705円(本体1,550円+税)
【2010年07月発売】
- ハイデガー『存在と時間』
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2011年11月発売】
- 時代おくれの人間 上 新装版
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2016年05月発売】
- ハンナ・アーレント講義
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2015年03月発売】
- 時代おくれの人間 下 新装版
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2016年05月発売】


























