[BOOKデータベースより]
出産・子育てにかかわる「意識」、とりまく「環境」、参与の「立場」を生の声から読み解く。
第1章 声を聞くプロセス(なぜナラティブ分析なのか;「あなたの出産体験を聞かせて下さい」 ほか)
第2章 「余らず足らず子三人」―栃木県央部農村での調査から(農村の暮らしに基づく子産み、子育て、現在と過去;エスノグラフィーとしてのフィールド ほか)
第3章 「異文化」の中で育てる―英国ロンドンでの調査から(移民として生きる―なぜロンドンで産み、育てるのか;フィールドへの参入―「並ぶ」関係から ほか)
第4章 子育てナラティブの日米比較(アメリカは子どもを産み育てやすい社会か;アメリカ人の子育てナラティブ ほか)
座談会 子育てをめぐる社会はどうあるべきか
少子化、待機児童、虐待、貧困…。こうした社会問題は、統計的な調査のみでは解明できない。本書は、当事者たちの思いを「語り」としてナラティブ分析することで、出産・子育てへの「意識」、それにかかわる「環境」、それに参与する「立場」を明確に描き出す。次世代を生み育てる過程で、社会的孤立感や閉塞感、不安感に苛まれることなく、充実感と自己肯定感を見出せるようになるために、社会はどのように変わるべきか。
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