[BOOKデータベースより]
「理系」と「文系」―超えることでしか生まれない。5回の授業で、学ぶ「言葉」。現実の世界で微小量、ΔX(デルタエックス)をとらえれば、現象のイメージを描ける。
第1章 半減期と微分方程式(1時限目)(授業を始めるにあたって;放射性物質の半減期 ほか)
第2章 微分は微小量の割り算で積分は微小量の促し算(2時限目)(復習:微分の定義;積分 ほか)
第3章 微分方程式を解く(3時限目)(復習:指数関数の微分;寿命の微分方程式を解く ほか)
第4章 振動と三角関数(4時限目)(復習:バネの運動の微分方程式;指数関数の指数が虚数の関数は三角関数)
第5章 どこにでもある波(5時限目)(最後の授業のまえおき;復習:オイラーの関係式 ほか)
今後、人類が立ち向かう大きな問題は世界的かつ総合学術的問題である。その解決には超域的な人材を集めたシンクタンクが不可欠だが、その障害の一つは理系と文系の言葉の壁である。通常はお互いを理解しない双方の壁を超えるための5回だけの授業。理系の人たちの考えの根本にある「微小量」から全体を構成する科学的見方に、具体例で取り組んだ理文の学生と教員が「わからない」を超えてどうやってお互いを理解したのか。
文系と理系の学生が一緒になって学ぶ、大阪大学超域イノベーション博士課程プログラムの本。
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