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- 堀越千代 自営の心
-
日本女子教育の先駆者
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2022年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784872014297
[BOOKデータベースより]
「洋服の時代が来る」明治30年、千代37歳。東京・九段の自宅に和洋裁縫女学院を開設。すべては女性の自立・自営のため―。女子教育の種をまき、花を咲かせた生涯。和洋女子大学創設者の苦悩と情熱。
第1章 古里盛岡(顕彰碑建立―生誕の地 志を未来へ;生い立ち―学問が生きる希望に ほか)
第2章 学びから開学へ(出会い―教育の道 夫が後押し;夫の才覚―雑誌通し青少年育成 ほか)
第3章 独自教育(近代女子教育―明治30年代に花開く;独自教育 上―時代見据え洋裁に力 ほか)
第4章 女子教育(後藤新平―学校設立の原動力に;新渡戸稲造―ともに女子教育尽力 ほか)
第5章 千代からの贈り物(面影 上―一見控えめ 心は強く;面影 下―人情あふれる教育者 ほか)
堀越千代を語る
堀越千代 論説講話―同窓会誌「むら竹」より
明治期から戦前にかけ、洋裁教育や教員養成に心血を注いだ盛岡市出身の堀越千代。女子教育の先駆けとして和洋女子大(千葉県市川市)を創設した89年の生涯を振り返ります。
2021年1〜7月に岩手日報紙上で連載した「自営の心ー和洋女子大の祖 堀越千代ー」(全22回)を改題し、新たな資料写真などを追加しました。わずか9歳で上京し、苦学の末に和洋女子大の前身となる和洋裁縫女学院を創設。関東大震災を乗り越え、終戦直後の1948(昭和23)年、89歳で永眠するまでの生涯と功績を丹念にたどっています。
作家浅田次郎氏への特別インタビュー、学校法人和洋学園の長坂健二郎理事長と谷藤裕明盛岡市長の特別対談を掲載したほか、千代が同窓会誌「むら竹」に寄稿した「論説講話」の一部も収録した貴重な一冊です。
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