- 西海のコスモロジー
-
海人たちの時間と空間
FUKUOKA Uブックレット no.7
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863291072
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[BOOKデータベースより]
「白水郎‐海夫‐家船」という海人の系譜は、九州西北海域でのみ見られるものだ、この三つがセットで揃っているところは他には見当たらない。しかも、それらは古代から近代に至るまで数珠のような形でつながっている。家船がつくる海域世界。
1 最後の家船系漁師たち(西彼杵半島というところ;九州家船の本拠地へ;「ホコ突き」と「潜り」 ほか)
[日販商品データベースより]2 西海海人の系譜をたどる(西海家船の分布と系統;海の上の家族空間;カエキ―交換する世界 ほか)
3 石鍋と南島をつなぐもの(眠っていた石鍋遺跡;山中にうごめく「異人」たち;石鍋は南へ向かった ほか)
海の上の家族空間として存在した家船(えぶね)。古来、九州西北域=西海で、長らく漂白民として暮らしてきた「海人たち」の世界を記録した一冊。最後の海人たちへの聞き書きと文献から浮かびあがる、西海海人たちの歴史と系譜。「白水郎(あま)―海夫―家船」という海人の系譜は、九州西北海域でのみ見られ、この海域を俯瞰するだけで、海人たちの壮大な歴史が一望のもとに収めることができる。