[BOOKデータベースより]
第1章 世界は声を上げ始めた
第2章 この食品が危ない
第3章 ミツバチが消えた
第4章 ゲノム食品は安全か?
第5章 種は誰のもの?―UPOV条約とモンサント法
第6章 売国法はいかにして成立したか―種子法廃止・農業競争力強化支援法・種苗法改正
第7章 私たちの農と食を殺させない―今こそ「農本主義」と有機農業を
日本は食糧自給率が年々減少して、近年では37%まで落ち込んでいます。それをカバーするため輸入食糧に依存する傾向がますます高まっています。この輸入食糧が、安全かどうかという検証と議論が十分になされないまま、私たちの食卓に上がっているのが現状です。安全性を阻害する大きな要素として、農産物の遺伝子組み換えの弊害と、農薬汚染があげられます。これは、世界的な問題として各国が基準強化などの対策を進めつつあります。翻って日本では、この問題に関する情報が乏しいため一般の認識が薄く、政府の対応は安全性の担保とは逆行しているといえます。本書では、日本国民の健康に直結する食の危機に警鐘を鳴らすことを趣旨としています。
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