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- わらってよピッコ
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2022年10月
- 判型
- A4変
- ISBN
- 9784834086829
[BOOKデータベースより]
公園で、カートに子どもをのせてさんぽするポニーのピッコ。ピッコは、なぜだかいつもかなしそうです。ある日、アルフレッドとジーナの兄妹は、ピッコが楽しくなるよう、思いつくかぎりのことをためしてみたのですが―。はたして、子どもたちのひたむきな思いは届くでしょうか?読んであげるなら5歳から。自分で読むなら小学校低学年から。
[日販商品データベースより]イタリアの小さな公園に3頭のロバと1頭のポニーがいて、子どもをのせたカートをひいて公園を散歩します。ピッコという名のポニーはいつもどこか悲しそうです。そんなピッコを見て、アルフレッドとジーナの兄弟は、ピッコをなんとか元気にしてあげたいと行動を起こしました。ピッコのために思いつく限りの方法を試して奮闘する兄妹が、健気にかつユーモラスに描かれています。スロボドキンの愛らしい絵とともにお楽しみください。
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イタリアの小さな公園に3頭のロバがいて、カートに子どもを乗せて、毎日公園の中をぐるぐるとまわっていました。公園には、ロバの他に1頭のポニーもいて、名前をピッコといいました。ピッコもまた、子どもたちをカートに乗せて、公園の中をまわっていました。3頭のロバにくらべて、ピッコに乗ろうとする子どもたちはあまりいません。なぜなら、のんびりゆっくりと歩くロバたちに対して、ピッコはぱっちり目を見開き、駆け足であっという間に公園をまわってしまうから。そして、その様子はいつもどこか悲しそうなのです。そんなピッコを見て、アルフレッドとジーナの兄弟は心配し、なんとか元気にしてあげたいと考えます。でも、ピッコは何がそんなに悲しいのでしょう。もっとにんじんが食べたいのかもしれない、いやりんごかな、それとも絵本を読んであげたらいいのかな。二人は思いつく限りのことを試してみるのですが……。ピッコのために奮闘する、幼い兄弟の健気さを愛らしく、ユーモラスに描きだすこの物語。二人はありったけの知恵をふりしぼり、大人に対してだって、勇敢に行動を起こしていきます。その姿に勇気づけられる子どもたちも多いことでしょう。絵本全体に降りそそぐ黄色い太陽の光のもと、子どもたちが生き生きと活躍する様子は、読んでいる人たちみんなの心を明るくしてくれるようです。たくさんの児童向け作品をのこしたルイス・ストロボスキンによる、子どもの率直な優しさに触れることのできる一冊です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
【情報提供・絵本ナビ】