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- ひぐれのお客
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2010年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784834025637
[BOOKデータベースより]
さみしくてあたたかく、かなしくてでもうれしい、すきとおるような味わいの童話集。“ひぐれ”の憂愁とあたたかさにつつまれたいまひとたびの安房直子の世界。いっぷう変った動物どもが、ひとりの時間を過している子どもや大人たちを、ふしぎな世界へといざなっていく、六篇+エッセイ。小学校中級から。
[日販商品データベースより]歿後なお新たな読者を獲得し、読み継がれつづける安房直子。本短篇集は、小社の雑誌「母の友」「子どもの館」に発表された作品のみをあつめ、刺繍による美しい絵を挿んで編んだもの。一風変った動物どもが、ひとりの時間を過している子どもや大人たちを、ふしぎな世界へといざなっていく。さびしくて、あたたかい、すきとおるような味わいの童話集。これまで単行本未収録だったエッセイ「絵本と子どもと私」も収載。小学校中級から大人まで。
安房直子さんの本は高校生ぐらいの時から買い集めていて、今も持っています。
絶版本もかなり持っているし、この本に収録されているお話も読んだことがあるのですが、単行本未収録のエッセイがあるということで、ついついつられて買ってしまいました。
エッセイ「絵本と子どもと私」を読んで、やっぱり買ってよかったなあと思いました。
このエッセイ、安房さんが息子さんに読み聞かせをしていた時のことが書かれていて、現在子育ての中でどんな風に読み聞かせをしたらいいかと思っておられる親御さんの指針にもなりそうだと思いました。
エッセイのことばかり書いてしまいましたが、収録されている童話はどれも安房さんらしい珠玉の作品だと思います。
安房さんファンの私としては一人でも多くの方に、安房さんの作品を読んでいただきたいという思いでレビューを書いています。
秋には「ひぐれのラッパ」も刊行予定だということで、こちらの方も楽しみにしています。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】