- ガラシとクルピラ
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2005年09月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784834021172
[日販商品データベースより]
アマゾン川のほとりに住む少年ガラシは、早く父さんのように狩りにいきたいと思っていました。ある日、弓矢をもって大人たちのあとをそっとついていき、子どものアルマジロを捕まえようと追いかけていると、目の前に不思議な生き物が現れ、ガラシは気を失ってしまいます。家にもどると、お父さんは動物を守る森の精霊クルピラのことを教えてくれました。アマゾンに暮らした作家・画家による絵本。
クルピラという言葉を初めて聞き、
少し調べてみたのですが、
あまり確かな情報はありませんでした。
ギアナ高地にいると言われているのが「クルピラ」。
その姿は、緑色をしていて髪の毛は赤く、
体長は1メートルほどと小柄。
特徴的なのが、後ろ向きに歩くということである。
しかし、俊敏に動き、
現地の人々の間では
森を荒らす者がいると懲らしめにくると恐れられていた。
また、そのすみかは地上ではなく地底にある、
と言われていることから
地底人ではないかという意見もあるそうです。
怖そうというイメージから、
動物を守るエピソードを読み、
好感に変わりました。
子どもたちも、絵の中から
クルピラを探して楽しんでいました。(まことあつさん 30代・東京都 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】