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[BOOKデータベースより]
なぜ、私たちは「白い恋人」を買ってしまうのか。賞味期限偽装、社長の辞任、倒産の危機、10年前のどん底から日本一人気のお土産菓子に―。当事者が語る復活の舞台裏。
1章 史上最悪の「裏切り」(石屋製菓の「今」;お客様を裏切った「あの日」のこと ほか)
2章 奇跡の「復活」(会頭の訪問で父が退任を決意;企業再生のプロ、島田社長の手腕 ほか)
3章 「白い恋人」の「歴史」(石屋製菓の歴史;高級洋菓子路線への方向転換 ほか)
4章 3代目の「使命」(迫りくる社長就任の日;大切にするのは「外とのつながり」 ほか)
5章 しあわせをつくる「夢」(石屋製菓のこれから;白い恋人パークを夢の工場に ほか)
北海道のお土産として不動の人気を誇る「白い恋人」。現在、その製造枚数は1日に83万枚。年間の売上は約130億円となっています。しかし、その道は決して順風満帆なものではありませんでした。2007年8月、「白い恋人」の賞味期限改ざんが発覚。商品は全品回収、製造・販売の停止に追い込まれ、「白い恋人」の発売を開始した1976年以降、初の赤字に転落しました。当時の社長は引責辞任。失墜したブランドイメージを回復させるため、全社を挙げての取り組みを開始しました。結果、売上はV字回復。2016年には売上高が4期連続で過去最高を更新しています。2007年、現場では一体何が起こっていたのか――。ブランドイメージの復活をかけた取り組みとは何だったのか――。なぜ、海外からの旅行客は「白い恋人」を選ぶのか――。今後の販売戦略とは――。「白い恋人」メーカー、石屋製菓株式会社の石水創代表取締役自らが、余すところなく語ります。