[BOOKデータベースより]
第9章 量子力学の4つの柱
第10章 準古典近似(WKB法)
第11章 ヘリウム原子と変分近似
第12章 同種粒子の多体問題
第13章 定常状態による散乱理論
第14章 準定常状態(波束)
第15章 遷移確率:フェルミの黄金律を越えて
第16章 量子情報
付録
さらなる理解のために
本書は、量子力学が「重ね合わせの原理」「正準交換関係」「シュレディンガー方程式」「確率原理」という4つの基本原理を柱とすることを明らかにし、読者が量子力学の全体像を理解・把握し、自らの考えや方法で再構成できるとともに、多様な応用をできるようになることを目標にした。
基礎編ともいうべきT巻に引き続きII巻では、準古典近似(WKB近似)や変分法について述べ、シュレディンガー方程式の理解を深めるとともに、これらを同種粒子の多体系に拡張する。その後、第4原理を加えた4つの原理から導く状態遷移の諸問題を解説した。また、最後の章では、現代物理学の最先端のテーマの一つである量子情報を取り上げ、その基礎的な知識を解説した。
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