- 革命家グラッキュス・バブーフ伝
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Gracchus Babeuf pour le Bonheur Commun
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784779125850
[BOOKデータベースより]
「平等派の陰謀」を導き、推進した主要人物で、古代ローマの偉大な改革者のひとりに因んで「グラッキュス」という名を使っていたフランソワ・ノエル・バブーフ。この35歳の人物はどのようにして紛れもない蜂起組織の指導者となったのであろうか。支持者を結集するための軸となった平等主義の教説とはいったいどのようなものだったのであろうか。
第1章 少年時代のバブーフ
第2章 封建法専門家バブーフ
第3章 ピカルディ地方における革命家バブーフ
第4章 パリでのバブーフ
第5章 テルミドール反動期
第6章 「バブーフの陰謀」におけるバブーフ
第7章 バブーフの人物像
第8章 弾圧
第9章 バブーフ亡き後のバブーフ
バブーフ研究の第一人者が書き下ろした評伝、ついに翻訳!!
バブーフ研究家はもとより、フランス革命期 研究者必読!
フランス革命期、より徹底的な革命を図り、失敗して
ギロチンの露に消えた初期共産主義者バブーフ!
バブーフは最後の革命家であったのか、
それとも最初の共産主義者だったのか。
まさにいま、空想上のバブーフから歴史上のバブーフへと
移るべきときなのである。
グラッキュス・バブーフ(1760年11月23日 ? 1797年5月27日)
後の共産主義者から「共産主義の先駆」と言われ、
またマルクスからも「初期社会主義」と位置づけられた
フランスの革命家。
共産主義と訳されるラテン語”communis”を”完全な平等”という意味で
最初に使った思想家でもある。
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