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[BOOKデータベースより]
インドネシア・スマトラ島に、アジア・太平洋戦争中、巨大鉄道がつくられていた!敗戦の日に完成したこの鉄道建設で、多くの捕虜やロームシャが犠牲になった。膨大な資料の渾身の発掘・分析と現地でのていねいな聞き取り調査により、歴史の闇に埋もれていた幻の鉄道の全貌が初めて明らかになる。
第1部 「大東亜共栄圏」と鉄道(「皇国の大東亜新秩序建設の為の生存圏」;東南アジア占領地における日本軍政;「大東亜共栄圏」を打通する鉄道)
[日販商品データベースより]第2部 スマトラ横断鉄道(スマトラ横断鉄道建設計画;スマトラ横断鉄道建設と企業・鉄道連隊;ロームシャの惨状;現地で村の古老・二世・三世に聞く;犠牲になった捕虜;オランダ裁判・東京裁判から見たスマトラ横断鉄道建設;民間人抑留者と「慰安婦」;「大東亜共栄圏」の崩壊と敗戦後のスマトラ横断鉄道)
インドネシア・スマトラ島に、
アジア太平洋戦争下、巨大鉄道がつくられていた!
玉音放送の日(1945年8月15日=敗戦の日)に完成した
この鉄道は、多くの捕虜やロームシャの犠牲者を出しており、
泰緬鉄道に並ぶ、歴史的負の遺産である。
シンガポール島からマレー、タイ、仏印、華南〜華北、
南満洲、朝鮮を経て東京につながる「大東亜縦貫鉄道」構想を、
スマトラ島まで延ばしたこの鉄道で、
日本軍は何をしようとしたのか。
膨大な資料の渾身の発掘・調査と、
現地でのていねいな聞き取りにより、
歴史の闇に埋もれていた幻の鉄道の全貌が初めて明らかになる。
アジア太平洋戦争の実像を浮き彫りにする、ノンフィクションの大著!