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- 永続敗戦論
-
戦後日本の核心
atプラス叢書 04
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784778313593
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[BOOKデータベースより]
「永続敗戦」それは戦後日本のレジームの核心的本質であり、「敗戦の否認」を意味する。国内およびアジアに対しては敗北を否認することによって「神州不滅」の神話を維持しながら、自らを容認し支えてくれる米国に対しては盲従を続ける。敗戦を否認するがゆえに敗北が際限なく続く―それが「永続敗戦」という概念の指し示す構造である。今日、この構造は明らかな破綻に瀕している。1945年以来、われわれはずっと「敗戦」状態にある。「侮辱のなかに生きる」ことを拒絶せよ。
第1章 「戦後」の終わり(「私らは侮辱のなかに生きている」―ポスト三・一一の経験;「戦後」の終わり;永続敗戦)
[日販商品データベースより]第2章 「戦後の終わり」を告げるもの―対外関係の諸問題(領土問題の本質;北朝鮮問題に見る永続敗戦)
第3章 戦後の「国体」としての永続敗戦(アメリカの影;何が勝利してきたのか)
敗戦を否認するがゆえに敗北が際限なく続く。それが「永続敗戦」という概念の指し示す構造である。今日、この構造は明らかな破綻に瀕している…。戦後日本のレジームの核心的本質に迫る。〈受賞情報〉いける本大賞(第4回),角川財団学芸賞(第12回)