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- 三江線88年の軌跡
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- 価格
- 1,375円(本体1,250円+税)
- 発行年月
- 2018年02月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784777054213
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[BOOKデータベースより]
三江線前史から三江北線の開通
[日販商品データベースより]幻の大滝線
芸備線三次駅の変遷
三江南線の建設と式敷開通
三江線建設の危機 鉄道か、江川電源開発か
三江南線式敷〜口羽間開通
全線開業に向けて 浜原〜口羽間工事着工
三江線全通一日の記録
全通後の三江線
蒸気機関車の運転
江の川の3大水害と列車運休
三江線廃止の動き
三江線は日本海側の江津駅(島根県)と三次駅(広島県)の間、108kmを結ぶ鉄道です。中国山地を越えて瀬戸内海側の山陽地方と日本海側の山陰地方を結ぶ国鉄路線のひとつとして大正末期に着工し、最初の区間は1930(昭和5)年に開業しました。以後延伸を繰り返しましたが、全線が開業したのは45年後の1975(昭和50)年のことでした。
ほぼ全線が江の川に沿った風光明媚な路線ですが、蛇行した川に沿った線形のためもともと全線を通す旅客需要は多くはありませんでした。海水浴列車やSL列車など観光客向けの臨時列車が運行されたこともありましたが、ついに2018(平成30)年3月末限りで全線が廃止されることが決定しました。