[BOOKデータベースより]
当たり前をじっくり考え直すこと、学び直すこと。私たち=現生人類の本性に立ち返り、建築の思考をいきいきと語る。相似の海としての「建物」の広がりから、「建築」はいかに世界と未来の幻視を立ち上げるか―。東京藝術大学大学院の講義から生まれた出色の入門書。
第1部 ヨコとタテ―ヒトは世界を組み上げる(モダン・ヒューマン論)(互換と累進―モダン・ヒューマン、その力のぎこちなさ;形態と内容―地上の幻;相対と絶対―数と幾何学の魔法)
第2部 ヨコにひろがる海原―ありふれて、美しい(ビルト・ティシュー論)(類型と組織―都市という織物の単位と積層;自然と人工―なることとつくることは不思議な関係;平衡と進化―わたしたちは想念のなかで都市建築を分解する)
第3部 タテはいかに可能か―バラバラな世界に(アーキテクト論)(饒舌と沈黙―喧騒のなかのサイレンス;過去と未来―世界が壊れるとき、建築家の立つ位置;単純と複雑―多元的な世界をつかまえるには ほか)
むすびに(能動と受動―建築設計の3つの社会性)
▼いま建築を考える上での基本を、講義形式でわかりやすく語る入門書!
▼より広く、発展的に学ぶための分野横断的な文献案内も充実。
▼初学者から大学院生、他分野の読者まで幅広い層に開かれたオリジナルな建築論!
建築家は家屋の海原の中に聖堂をつくる。ヨコの広がりの内に、タテの力が働く場をつくり出そうとするのです──(本書より)
当たり前をじっくり考え直すこと、学び直すこと。
私たち=現生人類の本性に立ち返り、建築の思考をいきいきと語る。
相似の海としての「建物」の広がりから、「建築」はいかに世界と未来の幻視を立ち上げるか───。
東京藝術大学大学院での講義から生まれた出色の入門書。
























