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- バルトーク音楽論選
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価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2018年06月発売】
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[BOOKデータベースより]
西洋音楽に多大な影響を与えた作曲家バルトーク・ベーラ(1881‐1945)は、ハンガリーでは、自国の民謡を採集・研究した「文化英雄」とされている。本書では、バルトークの創作における、モダニスト作曲家としての一面と、文化ナショナリズムの一面とが、どのような関わりをもっていたのかを分析し、バルトークの作品様式にも同じ二面性があらわれていることを論証する。そして彼が、民俗音楽の「プリミティヴィズム」を取り込むことで、自らの芸術性を拡大していったさまを、豊富な譜例をもとに明らかにしていく。
1(民俗音楽の「精神」を求めて―バルトークの文化ナショナリズムとモダニズム;音楽のナショナリズムからプリミティヴィズムへ―バルトークと一九一〇年前後)
[日販商品データベースより]2(イデオロギーとしての「農民音楽」―バルトークの民謡研究と近代的な藝術観;音楽史の中の「農民音楽」―ストラテジーの複合性;クライマックスのストラテジー―バルトークの器楽曲をめぐって)
3(民謡研究者バルトークの用語法―音楽構造の解釈の歴史性;プリミティヴィズムの新たな展開―ストラヴィンスキーの新古典主義と一九二六年のバルトーク)
農民音楽からモダニズムへ
▼西洋音楽に多大な影響を与えた作曲家バルトーク・ベーラ(1881〓1945)は、ハンガリーでは、自国の民謡を採集・研究した「文化英雄」とされている。
▼本書では、バルトークの創作における、モダニスト作曲家としての一面と、文化ナショナリズムの一面とが、どのような関わりをもっていたのかを分析し、バルトークの作品様式にも同じ二面性があらわれていることを論証する。
そして彼が、民俗音楽の「プリミティヴィズム」を取り込むことで、自らの芸術性を拡大していったさまを、豊富な譜例をもとに明らかにしていく。