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[BOOKデータベースより]
テレビは社会や世界に向かって開かれた「窓」(パレオTV)なのか。あるいは、世界への眼差しを喪失し、もっぱらそれを観る者自身のみを映し出す「鏡」(ネオTV)に過ぎないのか。本書では、ウンベルト・エーコが提唱し、ドミニク・メールが発展させた「パレオTV/ネオTV論」を基軸に、ドキュメンタリー、ドラマ、スポーツ、バラエティ番組などの変容を分析。私たちの日常生活に深く浸透し、その認識枠組みを構築するテレビの変容と、メディア的日常を生き、主体性を喪失しつつある私たちの社会の閉塞状況との密接な繋がりを批判的に検証する。附録として、ウンベルト・エーコ「失われた透明性」を収録。
第1部 コミュニケーション・システムとしてのテレビ―その理論的射程(テレビとは何だったのか―テレビの批判的研究の枠組を問い直す;日常生活空間とテレビを媒介する理論)
[日販商品データベースより]第2部 ジャンルの彼岸へ―語られざるコミュニケーションの階梯(バラエティと空間の地層―解放の笑い/笑いの解放;ヒロシマ―ネオTV時代のドキュメンタリー;ドラマの「真実」―タレント・ドラマからコンテンツ・ドラマへ;日本のテレビの「世界」―「世界系」の番組から見たパレオTV/ネオTV;テレビ=サッカー―テレビ・コミュニケーションの「基層」;「意味」への背走/「失敗」の系譜)
第3部 テレビの再生―ネオTV的日常批判(人称化をめぐって―指標化とネオTV化のベクトルの交わるところ;窓であり、鏡でもある―テレビの再生のための断章)
テレビは世界に向かって開かれた「窓」なのか。あるいは、観る者自身のみを映し出す「鏡」に過ぎないのか。テレビの「日常性」の問題を、ウンベルト・エーコによる概念装置を参照しながら分析する斬新なテレビ論。