- 大日本帝国のクレオール
-
植民地期台湾の日本語文学
Under an imperial sun.- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784766414400
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[BOOKデータベースより]
大日本帝国の統治下にあった台湾・南方における、クレオール文学論。「内地」の作家、台湾育ちの「外地」の作家、日本語で教育された台湾人作家。この3つの視点を併せることで、清朝、日本、国民党と統治者が入れ替わった台湾を主な舞台にした多種多様な「日本語」テクストの精読から、間文化の複合、言語接触(クレオール化)の中、「ハイパーコロニアル」というべき空間となった植民地体験の実相を浮上させる渾身の力作。
第1部 日本人が描いた“帝国”(「南方」の系譜;「土人」の懐柔;南方の作家たち)
[日販商品データベースより]第2部 在留日本人のアンビヴァレンス―西川満(西川満と『文芸台湾』;ジェンダー、修史、ロマンティシズムへの関心)
第3部 台湾人が描いた“帝国”(言語政策と文化的アイデンティティ;郷土文学派―楊逵と呂赫若;皇民文学派―周金波と陳火泉)
植民地化により、クレオール化が進んだ大日本帝国統治下の台湾における、日本語文学を検証。「ハイパーコロニアル」というべき空間となった、植民地体験の実相を浮上させる渾身の力作。