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[BOOKデータベースより]
水の上を歩く昆虫、壁を這いあがるヘビ、自在に泳ぐ魚。動物たちの“動き”はエレガントで、すばやく、多様性に満ちている。かれらの動きを可能にしているものは何なのか?われわれは、そこから何を学ぶことができるだろう?…さあ、アニマルモーションの世界を巡る旅へ出発だ!行き先は、MITの地下の実験室から、パナマの熱帯雨林まで。動物たちがいかに独創的な方法で自然の法則を利用し、環境に適応し、進化してきたか。そして、それにインスピレーションを得た科学者が動物の動きを真似たロボットやデバイスをどのように開発したのか。そのドラマを見にいこう。
序 アニマルモーションの世界へようこそ
[日販商品データベースより]第1章 水の上を歩く
第2章 砂の中を泳ぐ
第3章 空飛ぶヘビのかたち
第4章 まつげとサメ肌
第5章 死んだ魚が泳ぐ
第6章 雨の中を飛ぶ
第7章 腕力の裏に知力あり
第8章 アリは液体か?
終章 アニマルモーションの未来
イグノーベル賞を2度も受賞した著者が語る,めくるめくアニマルモーション研究の物語.アメンボはどうして水の上を進めるのか? トビヘビは羽もないのにどうして滑空できるのか? ラクダのまつげは本当に砂を防いでいるのか? 蚊が雨の中を飛べるのはなぜか? ゴキブリが踏みつぶされても生きてるのはなぜ? などなど,好奇心から発せられる動物の動作や機能への疑問を解明するため,物理や数学を駆使して切り込み,その真理をロボティクスに取り入れていくさまに,わくわくが止まりません.安心してください,数式はまったく出てきません.高校生からたのしめる,科学読み物です.