- 戦国の城攻めと忍び
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北条・上杉・豊臣の攻防
吉川弘文館
戦国の忍びを考える実行委員会 埼玉県立嵐山史跡の博物館- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784642084345
[BOOKデータベースより]
忍びの学術的検討は近世中心だったが、戦国期も深まりつつある。八王子城・岩付城・葛西城・羽生城などの攻防戦で行われた忍びの戦術を探り、独自の「忍器」を復元。新視点から戦の実像に迫り、謎多き忍びの世界へ誘う。
第1部 城攻めと忍び―戦国の軍と忍びを考える(一次史料からみた戦国期の忍び;永禄五年葛西城忍び乗っ取り作戦と天正二年羽生城忍び合戦;忍びにより葛西城を奪う;上杉謙信の「夜わざ鍛錬之者」から探る羽生城の忍び)
第2部 籠城戦と特殊武器―城をめぐる戦の実態と戦国の忍器を考える(戦国の忍器と天正十八年の小田原攻め―岩槻城跡・八王子城跡の特殊武器;岩付城をめぐる上杉・北条の攻防と忍び;八王子城跡の発掘調査と天正十八年小田原攻めでの忍びの痕跡;天正十八年八王子城の戦いと忍び)
第3部 これからの忍者研究(関東の忍びとこれからの忍者研究;多分野研究からみた忍者研究)
武の達人として世界的人気を誇る忍び。その学術的検討は近世中心にされてきたが、戦国期についても深まりつつある。下総の葛西城や武蔵の羽生城などの攻防戦で行われた忍びの戦術を、資史料をもとに探究。忍び独自の道具「忍器」を考古資料から復元し、忍びの関わりという新視点で岩槻城・八王子城の籠城戦の実像に迫る。謎多き忍びの世界へ誘う。
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