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幕末に倒幕の中心となった萩藩毛利家。関ヶ原の敗戦で領地を失いながら、いかに家を存続させたのか。一大名としての役割、将軍家との縁組や分家統制、藩祖元就への崇拝など、“太平の世”を生き抜いた実像に迫る。
プロローグ 毛利家の二百年
1 中世から近世へ―毛利元就・隆元・輝元・秀就
2 揺れる幕藩関係・同族関係―毛利綱広・吉就・吉広
3 血筋の入れ替わり―毛利吉元・宗広
4 元就の子孫として―毛利重就
5 有力者に支えられる家―毛利治親・斉房
6 将軍家の「御縁辺」として―毛利斉煕・斉元・斉広
7 「御威光」の立て直しと「元就公ノ御血統へ立帰り」―毛利敬親・定広
エピローグ 近世大名としての毛利家
幕末に倒幕の中心となった萩藩毛利家。関ヶ原の敗戦で領地を失いながら、いかに家を存続させたのか。一大名としての役割、将軍家との縁組や分家統制、藩祖元就への崇拝など、”太平の世”を生き抜いた実像に迫る。