- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 神仏と中世人
-
宗教をめぐるホンネとタテマエ
歴史文化ライブラリー 491
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784642058919
[BOOKデータベースより]
中世人は富や健康、呪咀などの願望成就を求め、寺社は期待に応えて祈りを提供した。人々は神仏にいかに依存し、どう利用したか。期待と実際とのズレから民衆の内面に迫り、現代の「無宗教」を考える手掛りを提示する。
現世利益を願う―プロローグ
中世人の祈り(「富と寿」のために;彗星を消す祈り;祈りのデータベース)
神仏と中世人のパワーバランス(恐るべき神仏;形式的に神仏の罰を恐れる;生活と宗教の衝突)
正当性を得るために(万人のために祈る;遠い祈り、近い祈り)
祈りとは何か―エピローグ
中世人は富や健康、呪咀の願望成就を求め、寺社は期待に応えて祈りを提供した。人々は神仏にいかに依存し、どう利用したか。社会に広がる祈りにまつわる情報網、僧侶による宗教暴力の正当化、民衆支配のための政治と宗教の連動などを探り、祈り観にみる世俗と宗教界のズレや、人々と神仏の関係を解明。現代の「無宗教」を考える手掛りを提示する。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 変革期の社会と九条兼実
-
価格:11,000円(本体10,000円+税)
【2018年10月発売】
- 戦国時代のハラノムシ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2007年04月発売】