- 渋沢栄一と人づくり
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- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784641164086
[BOOKデータベースより]
“日本の株式会社制度の父”ともいわれる渋沢栄一が力を注いでいた、教育への支援。その広範な活動は近代日本に何をもたらしたか。そこに見え隠れする渋沢のビジョンとは。現代の経済社会に対しても示唆に富む、これらの事績を意義づける。
序章 渋沢栄一の人づくりに注目する理由―後発国工業化への示唆と資本主義観の再構築
第1章 「合本」資本主義と高等教育への反映―東大・早稲田・一橋への支援
第2章 道徳経済合一説の真意―東京高等商業学校での講話から
第3章 教育支援活動の持続性―東京高等商業学校への影響力の基盤とその変化
第4章 商業教育制度の発展と私立商業学校への支援―京華商業学校を中心として
第5章 中等商業教育の普及と公立商業学校―横浜商業学校・名古屋商業学校とのかかわり
第6章 女子高等教育による新しい社会と家庭の実現―日本女子大学校に対する支持と尽力
終章 資本主義・人本主義・合本主義―日本的経営の再生も視野に入れて
社会企業家の先駆者ともいわれる渋沢栄一。彼の人材育成面での貢献(主にビジネス教育への支援活動)の詳細を解明し,それを促した資本主義観を析出,後発国の工業化や現代資本主義に示唆を与える。近代日本の商業教育の発展史・人材の輩出史としても興味深い。
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社会企業家の先駆者・渋沢栄一の「人づくり」への貢献(主にビジネス教育の支援活動)の詳細を解明し、その意義を問う。