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- 足利尊氏と足利直義
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動乱のなかの権威確立
日本史リブレット人 036
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2018年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634548367
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動乱のなかの権威確立
日本史リブレット人 036
[BOOKデータベースより]
武家政権は、将軍となる武家に幅広い支持が集まることによって成立する。将軍となる武家には、何が必要だろうか。まずは武力でほかを圧倒することだろうが、それだけでは政権として継続するのは難しいだろう。統率する者として、ほかの武家とははっきり異なる正統性をもつこと、言い換えれば権威の確立が求められる。室町幕府の場合、樹立した足利尊氏・直義兄弟、およびそれを支持する者たちは、権威の確立にどのように腐心しただろうか。ふたりは最後には対立してしまうが、共同で何をめざしたのか、という視点から、権威確立のようすを概観してみたい。加えて、ふたりによる草創期は、のちの幕府にどのように位置づけられたか、にもふれる。
ふたりによる統治
[日販商品データベースより]1 生誕から政権樹立まで
2 足利氏権威の向上
3 政策とそれぞれの個性
4 ふたりの対立とその後
5 ふたりの死後
足利尊氏・直義は、動乱のなか兄弟で室町幕府を築き上げたが、のちに対立して観応の擾乱となる。両者の個性や政策を取り上げながら、とくに兄弟による共同統治の安定期に焦点をあてて解説する。