[BOOKデータベースより]
レポート・論文をはじめて書く人のために。表現の仕方、論文の組み立て方、図表作成のマナー。知っておくべきポイントを厳選して解説!
1 工学系で必要とされる文章作成技術(読者を想定した文章;誤解を生まないわかりやすさ ほか)
2 レポートや論文の執筆テクニック(文章の基本;構成を考える ほか)
3 デジタルライティング(コンピュータを使った執筆;図表や写真を活用しよう ほか)
4 実践講座:文章作成(授業で提出するレポートを書こう;日本語で研究論文を書こう ほか)
演習問題の解答例や注意点
『工学系らしい文章』ってふつうの文章とどう違う?
・実験材料のAとBを攪拌したら液の温度が高くなってきたから材料Cを入れた。
・供試体Dより供試体Eの強度が大きくなってしまった。
・この数値解析手法により、精度よく解を求めることができた。
これらは実は工学系の文章としてはあまりよくない例です。
どこをどう直せばよいか、みなさんわかりますか?
本書では、はじめてレポートや論文を書く工学系の学生・エンジニアのみなさんに向けて、工学系らしい文章をつくるためのポイントを解説します。
表現の仕方・論文の組み立て方・図表作成のマナーなどについて、忙しいみなさんにも読みやすく、コンパクトにまとめました。
自分の成果を文章で正しく伝えることは、分野にかかわらず役立つスキルです。
本書を通してその基本を学び、学生生活・研究生活にぜひ役立ててください。