[BOOKデータベースより]
ゲーデルの完全性定理と不完全性定理を目指して初学者が着実に学びを進められるようにわかりやすく解説。
第1部 論理の健全性と完全性(導入;命題論理;述語論理の形式文法;ストラクチャーとモデル;証明を形式化する;述語論理の健全性;述語倫理の完全性;コンパクト性とその応用)
第2部 不完全性定理(構文規則の厳密化;算術の体系と関数の表現;構文規則の算術化;不完全性定理)
第3部 いくつかの話題(自然演繹;直観主義論理とクリプキ意味論;超羃による超準モデルの構成;順序数と超限帰納法;集合についての補足)
「ゲーデルの完全性定理」と「ゲーデルの不完全性定理」への到達を目標とした入門書.
重要なトピックをおさえつつ,初学者にとって学びやすいルートでわかりやすく解説.
数理論理学の基本的なコンセプトや議論のスタイルに慣れ親しむことができるように配慮されています.
本格的な説明の前に,構文論と意味論,健全性と完全性,命題論理と述語論理という観点でていねいに整理しています.
そのうえで第T部ではゲーデルの完全性定理,第U部ではゲーデルの不完全性定理を目標として,それぞれ必要な内容に絞ってルートを構成しているので,初学者でも道に迷うことなく一歩ずつ進むことができます.
『数学の証明とは何でしょうか?(…)証明されたことはなぜ「正しい」といえるのでしょうか? 逆に,正しいことは必ず「証明できる」でしょうか? 言い換えれば,証明が数学の正しさを保証する手続きとして信頼できる根拠はどこにあるのでしょうか? 本書では,数学の証明が「正しさの保証」として信頼に足る根拠に光を当てます.』(「第1章 導入」より)
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