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未来社 佐藤研一
点
本書は、レンツの諸作品を十八世紀の文学的土壌に送り返して、考察したものである。
序説 J・M・R・レンツの基礎的考察第1篇 諷刺と挑発第2篇 反逆と自虐第3篇 楽園の白日夢第4篇 啓蒙のインテルメッツォ
18世紀ドイツにおける「疾風怒濤」の前衛運動を、ゲーテの同時代人として生きたJ・M・R・レンツ(1751-92)の劇世界は、長い間不当に黙殺されてきたが、旧東独の成立直後にブレヒトが「社会批判的リアリスト」として再評価して以来、西欧近代批判の先駆者として、近年再評価の機運が著しい。啓蒙の時代がはらむ矛盾に引き裂かれ、身をもって歴史的結節点を生き、独自の「市民劇」を確立したレンツの、本邦初の本格的な研究。目次序説 J・M・R・レンツの基礎的考察 一 研究の視角 二 「疾風怒濤」の土壌──ロシア領リヴォニアとレンツの少年時代第一篇 風刺と挑発 第一章 民衆娯楽劇の衣装──喜劇『新メノーツァあるいはクンバ国王子タンディの物語』 はしがき 第一節 民衆娯楽劇の伝統 第二節 ルソー的文明社会批判 第三節 人形劇 むすび 第二章 市民的知識人の批判──喜劇『哲学者は友等によって作られる』 はしがき 第一節 市民の奴婢的現実 第二節 「お涙頂戴喜劇」の流行 第三節 痴人の夢 むすび 第三章 風刺的諧謔の精神──喜劇『軍人たち』 はしがき 第一節 軍人劇の流行 第二節 市民批判 第三節 貴族・聖職者批判 第四節 「ほらふき兵士」の伝統 むすび第二篇 反逆と自虐 第四章 「疾風怒濤」の二人の旗手、ゲーテとレンツ──文壇風刺劇『ドイツの伏魔殿』 はしがき 第一節 ゲーテ作『神々、英雄およびヴィーラント』にみるヘラクレス的精神 第二節 『ドイツの伏魔殿』にみるヘラクレス的精神 第三節 自己風刺の劇 むすび 第五章 反逆としての自己処罰──劇的幻想『イギリス人』一節 近代劇形成の発酵 第二節 叛旗・白日夢・自嘲 第三節 未完成 むすび注 序説 第一篇 第二篇 第三篇 第四篇初出一覧あとがきJ・M・R・レンツ略年譜J・M・R・レンツ行程図主要参考文献索引独文レジュメ
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リザ・テッツナー 飯豊道男
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【1987年06月発売】
宮本常一
価格:2,200円(本体2,000円+税)
フランク・レントリッキア 村山淳彦 福士久夫
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【1993年02月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
本書は、レンツの諸作品を十八世紀の文学的土壌に送り返して、考察したものである。
序説 J・M・R・レンツの基礎的考察
[日販商品データベースより]第1篇 諷刺と挑発
第2篇 反逆と自虐
第3篇 楽園の白日夢
第4篇 啓蒙のインテルメッツォ
18世紀ドイツにおける「疾風怒濤」の前衛運動を、ゲーテの同時代人として生きたJ・M・R・レンツ(1751-92)の劇世界は、長い間不当に黙殺されてきたが、旧東独の成立直後にブレヒトが「社会批判的リアリスト」として再評価して以来、西欧近代批判の先駆者として、近年再評価の機運が著しい。啓蒙の時代がはらむ矛盾に引き裂かれ、身をもって歴史的結節点を生き、独自の「市民劇」を確立したレンツの、本邦初の本格的な研究。
目次
序説 J・M・R・レンツの基礎的考察
一 研究の視角
二 「疾風怒濤」の土壌──ロシア領リヴォニアとレンツの少年時代
第一篇 風刺と挑発
第一章 民衆娯楽劇の衣装──喜劇『新メノーツァあるいはクンバ国王子タンディの物語』
はしがき
第一節 民衆娯楽劇の伝統
第二節 ルソー的文明社会批判
第三節 人形劇
むすび
第二章 市民的知識人の批判──喜劇『哲学者は友等によって作られる』
はしがき
第一節 市民の奴婢的現実
第二節 「お涙頂戴喜劇」の流行
第三節 痴人の夢
むすび
第三章 風刺的諧謔の精神──喜劇『軍人たち』
はしがき
第一節 軍人劇の流行
第二節 市民批判
第三節 貴族・聖職者批判
第四節 「ほらふき兵士」の伝統
むすび
第二篇 反逆と自虐
第四章 「疾風怒濤」の二人の旗手、ゲーテとレンツ──文壇風刺劇『ドイツの伏魔殿』
はしがき
第一節 ゲーテ作『神々、英雄およびヴィーラント』にみるヘラクレス的精神
第二節 『ドイツの伏魔殿』にみるヘラクレス的精神
第三節 自己風刺の劇
むすび
第五章 反逆としての自己処罰──劇的幻想『イギリス人』一節 近代劇形成の発酵
第二節 叛旗・白日夢・自嘲
第三節 未完成
むすび
注 序説
第一篇
第二篇
第三篇
第四篇
初出一覧
あとがき
J・M・R・レンツ略年譜
J・M・R・レンツ行程図
主要参考文献
索引
独文レジュメ