この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 遊撃とボーダー
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2020年07月発売】
- 沖縄戦後世代の精神史
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2022年11月発売】
- 琉球共和社会憲法の潜勢力
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2014年06月発売】
- camp OKINAWA
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2010年09月発売】
[BOOKデータベースより]
「復帰」50年、いま沖縄は何をなすべきか。元裁判官提案の「琉球共和国憲法」をいよいよ問い返すべきときがきた。既刊の『琉球共和社会憲法の潜勢力』と双璧を成す待望の憲法草案論集。
第1部 反復帰論から構成的“力”の思想へ(琉球共和国憲法F私(試)案;琉球共和国憲法私案の現在性―「復帰五〇年」の喚起力として;「『琉球共和国』夢譚」再論;発見された“Constitution”―可視と不可視の“あいだ”の共和国)
[日販商品データベースより]第2部 危機の時代の生成する磁場のために(「オキネシア」から「琉球共和国」への旅;国家か社会か、そして「困民主義革命」について―琉球共和国憲法F私(試)案をめぐる覚え書き;日常の軍事化に抗う―反復帰論を手がかりに)
付録 「憲法」草案への視座(匿名座談会)
"ことしは一九七二年に沖縄が「復帰」という名で日本に再併合されて五〇年目を迎える。「復帰」とは、沖縄の人々にとって何であり、どのような経験だったのか? 沖縄の転換期を決した「復帰」を問うことは、国家とは、国民とは、日本と沖縄の関係とは、そして沖縄の自立とは何かを考え直していくことでもある。「復帰」一〇年目の一九八一年、総合誌『新沖縄文学』四八号の特集「琉球共和国へのかけ橋」の基調となった仲宗根勇氏による「琉球共和国憲法私(試)案」は、沖縄の自立の根拠と可能性を押し開くものとして大きな注目を集めた。併載された川満信一氏の「琉球共和社会憲法私(試)案」については、すでに沖縄内外の複数の論者による『琉球共和社会憲法の潜勢力』(二〇一四年、小社刊)として世に問われましたが、長く刊行が待たれていた仲宗根憲法への探究がこのたび緊急出版として実現する運びとなった。「琉球共和国憲法私(試)案」への批評の窓が開かれて初めて、沖縄の戦後思想の到達点を見定めることが可能となるであろう。
主要目次
仲宗根勇「琉球共和国憲法F私(試)案(部分)」 仲宗根勇「琉球共和国憲法私案の現在性――『復帰五〇年』の喚起力として」 仲里効「発見された ""constitution/"" ――可視と不可視の〈あいだ〉の共和国」 新川明「『「琉球共和国」』夢譚』再論」 三木健「『オキネシア』から『琉球共和国』への旅」 上村忠男「国家か社会か、そして『困民主義革命』について――琉球共和国憲法F私(試)案をめぐる覚え書き」 田仲康博「」 『新沖縄文学』四八号匿名座談会(抄録)"