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[BOOKデータベースより]
グローバル化する企業のサプライチェーンに対応し、日本企業が世界規模で環境ビジネスを展開する上での最適な手法。
第1部 LIME3の概要(ライフサイクル影響評価;LIME3の概要と特徴)
[日販商品データベースより]第2部 被害評価手法(気候変動;大気汚染(PM2.5);光化学オキシダント;水消費;土地利用;鉱物・化石資源消費;森林資源消費)
第3部 正規化(既存研究の現状と評価の方針;研究手法;結果;議論)
第4部 統合化(評価目的;評価方法;結果;議論;まとめ)
炭素中立、循環経済、自然再興の同時達成に向けた取組が期待される中、この期待に応えるLIME。気候変動、資源消費、土地利用などの主要な環境影響を最新の自然科学に基づくモデルを反映し、人間健康、生物多様性、資源など私たちが大切にする対象を包括した社会科学に基づく分析を実現する。「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、2030年グローバルターゲットの進捗を測る指標のひとつにLIMEが採用された。2023年4月に環境省が発行した「生物多様性民間参画ガイドライン」の改訂版では、LIMEを企業の自然資本に関連した環境情報開示を効果的に支援する方法として採用されている。
本改訂増補版では、気候変動の評価では、生物多様性の評価において維管束植物に加えて哺乳類や鳥類など5生物群を追加し、新たに社会資産への影響を追加。統合化では、2021年と2022年の追加調査を行って重みづけ係数を更新。