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[BOOKデータベースより]
有史以来、人の死因の第1位は感染症であった。医学の進歩だけでなく、人々の中の差別意識、不安感を減らし、貧困から脱却し、公衆衛生行政を効率化していかなければ、感染症被害を抑えることは難しい。しかし私たちは歴史からよい方法を学ぶことができる。よりよく生きるために、「人はなんの原因で死ぬのか」本書とともに考えてほしい。
第1章 「2014年夏」
[日販商品データベースより]第2章 「HIV/AIDS」―チンパンジーから入った20世紀の病
第3章 「ハンセン病」―苦難の歴史を背負って
第4章 「狂犬病」―パスツールがワクチン開発
第5章 「マラリア」―ツタンカーメンも感染、パナマ運河開通の遅れ
第6章 「梅毒」―コロンブスの土産、ペニシリンの恩恵
第7章 「コレラ」―激しい脱水症状
第8章 「エボラウイルス病」―コウモリ由来の病?
第9章 「SARSとMERS」―コロナウイルスによる重症呼吸器疾患
第10章 「常に備えを」―進歩する医学、しかし感染症は絶えない
あとがきにかえて
死に至る病がすぐそこにある。……といわれてもなかなか想像がつかないかもしれない。しかし、2014年には「エボラウイルス病(エボラ出血熱)」によって西アフリカを中心に1万人を超える人が亡くなり、日本国内でも感染の疑いのありといわれて緊張が走る瞬間があった。また、「梅毒」として報告された患者数は調査が始まって以来最多となっている。実は感染症は案外身近に潜んでいて、人間のすきを狙っているのかもしれない。
本書では前作とは異なる、現代日本でも身近な8つの感染症について、どのように感染症が発生したのか、広がる感染症に医療や行政がどのような対策をしてきたのかをひもとく。好評だった医学や生物学の専門知識がなくても読み進められる語り口はそのままに、知っておきたい感染症の知識が詰め込まれている。