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[BOOKデータベースより]
出版界において、その存在なしには本づくりが成立しないともいわれる「ゴーストライター」。その実態はいかなるものなのか。佐村河内事件をスクープする一方で、多くの「ゴーストライティング」を手掛けてきた大宅賞作家が知られざる職人技の世界を描く。
第1章 人はなぜゴーストライターになるのか(クリエイターとしての根源的な喜び―新垣隆の創作現場;他者の「主観」で文章を紡ぐ喜び;未知のジャンルに入っていく喜び)
第2章 「他者」の人生をデザインする―本人が自覚していない人格を掘り起こす(『成りあがり』はいかに生まれたか;伝えたいことを「商品」にする;デッサンを積み重ねる;編集者冥利の作品)
第3章 出版界のビジネスモデルのなかで(出版界の現状;編集者から見たライターの条件;「著者」がライターと共に本を出すということ)
第4章 ブックライターの仕事術(多彩な文章力と構成力を身につける;自分をプロデュースする;企画を通すには)
第5章 トラブルを事前に防ぐ(泣き寝入りをしないために;よくある失敗事例;著作権の流れ)
出版界において、その存在なしには本づくりが成立しないともいわれる「ゴーストライター」。佐村河内事件をスクープする一方で多くの「ゴーストライティング」を手掛けてきた著者が、知られざる職人技の世界を描く。
佐村河内守問題をスクープする一方、自ら数十冊のライティングを手掛けた著者によるゴーストライター論。自らの経験を踏まえて綴る。