この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- エースの遺言
-
価格:704円(本体640円+税)
【2022年01月発売】
- 氷の鎖
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2021年09月発売】
- 唐津・虹の松原殺人事件
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2019年04月発売】
- 帝都探偵大戦
-
価格:968円(本体880円+税)
【2022年01月発売】
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- 北区の太
-
意外性
タイトルから勝手に「感動の青春もの」かと思って読み始めたのだが、全くの勘違いで、ミステリー仕立ての短編4作、どれもよく出来ていて面白かった。非凡な才能を持っているがプロへの道を自ら閉ざした投手、手紙での交流を続けていた知人の家に放火する老人、自分の非を告発しないライバルへの疑心暗鬼、他のメンバーに厳しい陸上部のエースが臨んだ最後の大会の結末とそれから数年後の部員の集まり、こうした各短編の謎が最後に解き明かされる展開は読んでいて心地よい。最後の1作は、自分の読解が甘いせいか、結末がなんとなくすっきりせず、心地よさが薄く感じた。ただ、どれも秀作であるのは間違いなし。
[BOOKデータベースより]
悪夢の甲子園決勝再試合から25年後―炎上した元監督が辿り着いたマウンドの真実とは?事件の奥の奥に隠された真相に瞠目必至の4編を収録。第38回小説推理新人賞受賞作。
[日販商品データベースより]夏の甲子園決勝でのエースの起用法をめぐって猛烈な批判を浴び、指導者失格の烙印を押された元監督。ある決意を秘めて、かつての教え子が集う会へ重い足を運ぶ。はたして、あの夏の真相は――「エースの遺言」。第38回小説推理新人賞を受賞した表題作を含む4編を収録。