- にじになったきつね
-
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 1989年09月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784494074761
[日販商品データベースより]
富士山がよくみえる川のそば、小さな森に住んでいたのは、きつねのゴロザエモン。
おじぞうさまに化けて、おだんごを食べたのが子どもたちにみつかって、村はずれまで逃げてきたゴロザエモンは、そこで病気で寝ているおじいさんをみつけます。
おじいさんは病気でいつも寝ていて、見えるものは空ばかり。
夕立の後のきれいな虹がもう一度見てみたいと願うおじいさんをかわいそうに思い、ゴロザエモンは虹に化けます。
喜ぶおじいさんを見て、ゴロザエモンは虹に化け続けますが、うでもしっぽもつかれてきて……。
静岡市の南藁科に伝わるきつねのゴロザエモンの民話を元にしたこの紙芝居。
いたずらぎつねのゴロザエモンと、ゴロザエモンをあたたかく見守る村の人たちの心持ちに、ほっこりとやさしい気持ちになれる作品。
高齢者の方へ演じる作品としてもおすすめです。
第20回五山賞 奨励賞・画家賞受賞作。
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静岡県静岡市の安倍川と藁科川が合流するあたりに、実際ゴロザエモンというキツネが住んでいたという伝承が多く残っているそうです。
その民話をまとめた小野田護さんという方の解説がこの紙芝居の裏に打ちていました。
物語は12場面で、短すぎず長すぎず、子どもたちには聞きやすい長さになっています。
いたずら好きだけど心根の優しいきつねのゴロザエモンと村人たちの間に、絆みたいなものが見えました。
5.6歳くらいから小学校高学年まで楽しめると思います。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】