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- きいてるかいオルタ
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784494025626
[BOOKデータベースより]
どんなにジャンプしてもとどかないてつぼう、どうしてもこえられないみずたまり、にげられたらおいつけないおにごっこ、ぶつけられてばかりのドッジボール。ねえオルタ、ぼくはずーっとこのままなのかな…
[日販商品データベースより]ぼくはずっとこのままなのかな。ヤゴがトンボにかわるように、ぼくもいつか新しいぼくにかわるんだろうか…。待っていれば新しい自分になるのではなく、かわりたいと心の底から強く願う少年の思いを描いた作品。
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ぼくは、オルタにいつも問いかける。ヤゴはトンボにかわるだろ。サナギはチョウにかわるし、オタマジャクシはカエルにかわるんだ。でも、こんなぼくは「かわる」ことってできるんだろうか。主人公のぼくは、小学生。体が小さくて運動も苦手。部屋の中でサッカー選手を模した手作りの紙ねんど人形「オルタ」に話しかけてるような内気な男の子。でもね、新しい学年になればさ、新しいクラスに新しい先生。過去の自分を誰も知らない新しい世界が待ってるんだ。そしたらさ、ちょっと頑張って勇気を出せば、ちょっと「かわる!」って自分の心に言い聞かせれば、ぼくだってぼくだって、本当の新しい自分になれるんじゃないか?ある時、お守りのようにポケットに忍ばせていた「オルタ」の力に頼らず、ぼくは新しい自分になることができたんだ。子どもの単純なようでとても複雑な心の動きを見事に捉え、色鮮やかな色彩と躍動感あふれるダイナミックな絵で綴るのは、絵本作家の中川洋典さん。その切ない胸の痛みは、大人が読んでもキリリと心に沁みるのです。この絵本は、「かわりたい」と思っている子ども達、そんな子ども達を応援したいと思っている大人たちの応援歌に必ずなってくれることでしょう。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
自分を変えるタイミングというのは
「きっかけ」なんだなと思いました。
うまく立ち回れない性格を変えたい
器用に友達と遊びたい
なんでできないんだろう。
あの子はできるのに・・・
もう無理だと思っていたのに
ちょっとした「きっかけ」のおかげで
かわれるなんて!!
このお話は
一人の男の子の成長を
しっかり感じ取れるそんなお話です。
オルタがなんなのか
早く知ってほしいです。(ジョージ大好きさん 40代・愛知県 男の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】