- 魔軍跳梁赤江瀑アラベスク 2
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488505059
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[BOOKデータベースより]
不世出の作家が幻視した、人と魔の織りなす情念の世界。嵯峨の野の奥、化野の呼ばれる風葬の地で、孤独な女の前に現れた二人の美童の幻影―過去の愛憎への妄執と極限の恋を描いた「花曝れ首」。老いた閨秀画家と料亭の先代女将、幼なじみの二人を結ぶ絆と相克を描く「隠れ川」ほか、第二巻には半数以上が文庫初収録となる十七の幻想怪奇短編に加え、エッセイ十四編を併載する。
花曝れ首
[日販商品データベースより]宵宮の変
月迷宮
徒しが原
玉の緒よ
春喪祭
階段の下の暗がり
月曜日の朝やってくる
悪魔好き
魔
緑青忌
隠れ川
闇の渡り
海婆たち
雀色どきの蛇
坂
八雲が殺した
エッセイ(筆の文句;水の世界;踊れ、と彼が言ったような;月夜の晩にピエロどの;あやかしの鼓への辞;首塚の酒;世阿弥の〓風;鳥辺野のこと;花前の京で;火と水と草花の儀礼;熊が出る夢;夏日徒然;引出しの中;春を探す)
『好いた男とみる修羅や、おちる地獄や。おちとみやす』――嵯峨の地獄野。化野とも呼ばれる地で現世に背を向けて孤独に暮らす篠子の前に現れた二人の美童の幻。過去からよみがえる愛憎と妄執が苛烈な印象を残す名作「花曝れ首」ほか、人と魔の織りなす情念の世界を練達の筆で描き出す不世出の作家による傑作十七編を収録する。文庫初収録作品多数。