- 人魚は空に還る
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- 価格
 - 1,650円(本体1,500円+税)
 - 発行年月
 - 2008年08月
 - 判型
 - A5
 - ISBN
 - 9784488017385
 
 
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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								ぽて
								
									




								
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読後感は◎
3作目から読んでしまったので、さかのぼり読破。書き方に嫌味がなくて読みやすい。頭が回る高広の、自分が関わるものに対する優しい姿勢がほんわかする。脇役陣もいい感じだが、編集長田所が登場すると礼がちょっと影が薄くなるような(笑) 短編集だけど、ひとつずつ読後感は◎。ロータス・・・君はルパンに憧れたのか・・・。
 






















[BOOKデータベースより]
「しずくは観覧車に乗りたい」富豪の夫人に売られてゆくことが決まり、最後の願いを口にした見世物小屋の人魚は、観覧車の客車から泡となって消えた。水神の怒りに触れて浅草は水中に沈んだのか。いや、地上という水底から人魚がその身を縛るもののない空へと還っていったのか―(表題作)。心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きるふたりの青年の交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれるデビュー作品集。
[日販商品データベースより]富豪の夫人に売られてゆくことが決まり、最後の願いを口にした見世物小屋の人魚は…。心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、2人の青年が贈る帝都探偵物語。温かな筆致で明治の人々を描く、新鋭のデビュー作品集。