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[BOOKデータベースより]
大手生保・清和生命は今、破滅の危機に瀕していた―。最高時には、保険契約高110兆円、資産12兆円を有し、業界トップを伺ったこともある生保の雄に、もはや昔日の面影はなかった。入社以来、生保のクリーンなイメージを影で蠢くダークサイドの処理を続けてきた社長室次長の各務裕之は、音を立てて崩れゆく巨大生保の呻きを、自業自得だと思っていた。しかし、彼には会社を潰せないわけがあった。各務の同期であり、将来の社長候補と期待された中根亮介は、持ち前の正義感とバイタリティが禍し、最も激しい解約の嵐が吹きすさぶ関西支社法人営業部へと左遷され、現場の地獄を知ることになる。連日続く、シェアダウンと、シェアアウトの要請。彼らはそこであらん限りの「きれい事」を並べ、契約維持に奔走していた。東京で続く「救済先」探し。持ってあと半年。このままでは、次の決算を超えることは無理。まさに「死の宣告」を内外から受けながらの闘いは、虚しいばかりだった。チャンスはあった。損保最大手東和海上火災との統合。しかし、統合直前までこぎ着けながら、土壇場で白紙撤回されて、彼らは死地をさまよう「ゾンビ」と化していた。世界屈指のM&A実績を誇る投資銀行ゴールド・マックスのアソシエイト槇塚薫は、清和と外資系生保との合併で自らのキャリアアップを目指していた。しかし、彼女の前で見え隠れするのは、弱肉強食の外資系の日本買いのシビアな現実。そして、陰謀めいた画策だった。自分たちが日本売りの先兵になっている…。このまま自分たちは座して死を待つしかないのか…。誰もの中に諦めの色が濃くなったとき、各務は、高村社長からの密命を受けて、最後の賭けに出る。大手生保危機の裏で何が起ころうとしているのか!その全貌を、世に放つ金融クライシスノヴェル。
[日販商品データベースより]大手生保・清和生命は今、破滅の危機に瀕していた。諦めの色が漂う中、入社以来ダークサイドの処理を続けてきた各務は、高村社長からの密命を受け最後の賭けに出る。巧妙なプロットが圧巻、金融クライシスノヴェル。