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[BOOKデータベースより]
加速するデジタルエコノミーで生き残るために何をすべきか。具体的な処方箋を理論と実践より描き出す顧客価値リ・インベンション戦略。
第1章 大企業受難の時代
[日販商品データベースより]第2章 デジタルが変える競争優位と経営戦略
第3章 顧客価値リ・インベンション戦略のフレームワーク
第4章 事例で読み解く顧客価値リ・インベンション戦略
第5章 インタビュー 顧客価値リ・インベンション戦略を有効にする先端テクノロジー
第6章 対談 デジタル時代にこそ、大企業の信頼を生かした変革を
伝統的な日本の大企業が生き残るためのデジタル戦略をいかに構築するか。顧客との関係づくりを7つのプロセスに分解し、それぞれにデジタル技術を効果的に活用することによって継続的な信頼を得る。顧客のなかに眠るアクティビティを顕在化し、自社のアクティビティとして最大限取り入れる方法を紹介する。
伝統的な大企業がこれまで強みとしてきた規模や歴史が足かせとなり、デジタル系ベンチャーやプラットフォーマーに市場の主導権を奪われている。しかし、そうした新しいプレイヤーが持ちえない武器が大企業にはある。それが「信頼」という力だ。
本書では大企業が規模と歴史によって培ってきた信頼に注目する。信頼を生み、維持・拡大していく力を顧客価値の最大化につなげるための戦略について説く。
信頼を得るといっても、ヒト・モノ・カネの大量投下によって信頼を勝ち取る方法ではグローバルな戦略は立ち行かない。
そこで重要になってくるのがデジタル技術である。顧客との関係づくりを7つのプロセスに分解し、それぞれにデジタル技術を効果的に活用することによって、顧客のアクティビティを自社のアクティビティとして最大限取り入れる方法を紹介する。
顕在化したニーズにデジタルを活用して効率よく対応するのではなく、顧客自身のニーズをデジタルによって深掘りしていく。そこで生まれた信頼がデジタル化され、さらに顧客のニーズを深掘りする。
この信頼をドライバーとするサイクル(=ウィズダムループ)を生みだすことで、伝統的な大企業はよみがえる。