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- 見えないものを見せる知恵、測れないものを測る技術
-
赤外線サーモグラフィの無限の可能性
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784478083390
[BOOKデータベースより]
2011年3月19日早朝、陸自のヘリCH‐47JAは1台の赤外線カメラを据え付け、福島第一原発上空へと向かった。温度、圧力、水位を測るためのモニターはその機能を喪失、赤外線によって温度を計測するしかその術はなかった。
第1章 原発事故現場上空を飛んだ赤外線サーモグラフィ(測れないものを測るために;大臣命令「温度計測へ向かえ」;「一〇〇〇℃が勝負だ」;放射性物質を吐き続ける原発の真上で)
第2章 赤外線サーモグラフィの黎明期からの歩み(赤外線カメラから赤外線サーモグラフィへ;昨日のライバルは今日の同志;「手で持って使える」を実現;ハンディに、そしてライトに;「撮る」から「画像処理」の技術へ)
第3章 見えないものを見せる技術(赤外線サーモグラフィについて;ユーザの証言(闇を見通すヘリコプターの「新しい眼」;日本で有数のサーモグラフィの使い手);サーモグラフィの多様な活用分野)
第4章 四つの異質の「矢」で未来を拓く(防衛のインフラを下支えする企業―情報システム(宇宙・防衛)事業;グローバルの宇宙開発事業を目指して―マイクロエレクトロニクス事業;さらに新しい領域を目指す―MLB(プリント配線板)事業;隙間なき世界―接合機器事業)
赤外線サーモグラフィの可能性を探るとともに、日本市場で1位を誇る日本アビオニクスで、開発に奔走してきた社員たちの熱き舞台裏に迫る。東日本大震災直後の、福島第一原発の温度計測の様子も紹介。
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熱を可視化して温度を測定する赤外線サーモグラフィ。東日本大震災直後には福島第一原発の温度計測という大役も果たした。医療現場から農業、住宅の老朽化診断まで、サーモグラフィの無限の可能性を探るとともに、日本市場で一位を誇る日本アビオニクスでサーモグラフィ開発に奔走してきた社員たちの熱き舞台裏に迫る。