[BOOKデータベースより]
選挙、投票、会議、マンション自治会、PTA…経済学が暴く多数決の致命的な欠陥。決選投票付き多数決、ボルダルール、コンドルセルール、是認投票…経済学的に正しい決め方を探る!
第1部 決め方を変えると結果が変わる(民意は選挙結果からはわからない;「民主的な」決め方を考える―ボルダルール;一騎打ちで選択肢を競わせる―総当たり戦;決め方が変わると歴史が変わる)
第2部 三択以上の投票で優れている決め方は何か(決め方を精査する―ペア勝者とペア敗者;ベストな配点を考える―スコアリングルール;「絶対評価」で決めるとどうなるか―是認投票)
第3部 二択投票で多数決を正しく使いこなす(多数決で正しい判断ができる確率―陪審定理;多数決と暴力は何が違うのか;国会は多数決を正しく使えているのか?;法廷の「決め方」を分析する)
第4部 多数の意見を尊重すべきでないとき(費用分担をフェアに決める;「決闘への満場一致」は尊重すべきか;個人の自由と満場一致はときに対立する)
慣れ親しんだ決め方である「多数決」は欠陥だらけの方法だった…。「多数決」と「数の暴力」はどう違うのか。『多数決を疑う』の著者が、民主的な「みんなの意見のまとめ方」を経済学のツールを使って解説する。
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普段使い慣れている「多数決」は、人類史上最悪の意思集約方法だった。『多数決を疑う』の著者である坂井豊貴氏が「民主的な意見のまとめ方」とは何か、経済合理的に解説。誰もが一度は感じる「数の暴力」は、やはり間違っていた。曖昧でいい加減な「民意」「選挙」の議論をたたっ斬る! 選挙の前にぜひとも読みたい一冊。