- こうして、世界は終わる
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すべてわかっているのに止められないこれだけの理由
The collapse of Western civilization.ダイヤモンド社
ナオミ・オレスケス エリック・M.コンウェイ 渡会圭子- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2015年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784478064818
[BOOKデータベースより]
2093年、世界は終わる―。ハーバード×NASAの教授・研究者が断言。世界騒然の書。熱波、海面上昇、人口大移動、パンデミック、資本の集中、市場の失敗…世界屈指の研究者コンビが、最新の研究から導きだした「現実的」かつ絶望的な答えとは?
第1章 これだけの手を打たなかった―21世紀に人類が犯したミス(すべてわかっていたのに崩壊した;大気が「飽和状態」になっている ほか)
第2章 エネルギーをめぐる狂騒が始まる―熱波、人口大移動、パンデミック(「正当な自然科学者」へのバッシング;科学者の温暖化予測は「過小評価」だった ほか)
第3章 最後の一線を越える―こうして人類は「崩壊」を自ら選ぶ(崩壊の予測もできたし、回避のノウハウもあった;シンクタンクを「隠れ蓑」にする企業 ほか)
エピローグ なぜ中国は切り抜けられたのか?(「中央集権国家」が生き残った皮肉)
世界崩壊の300年後から、今の世界を俯瞰。そんな斬新なアプローチで、従来のノンフィクションの手法では十分に語ることのできなかった、あまりにも明白な「世界の危険な現状」を白日の下にさらす。
時は2393年、世界はかつての面影をほとんど残していない――。本書は、世界崩壊の300年後からいまの世界を俯瞰するという斬新なアプローチを採用することで、従来のノンフィクションの手法では十分に語ることのできなかった、あまりにも明白な「世界の危険な現状」を白日の下にさらすものである。