[BOOKデータベースより]
日本が低迷を続ける20年間、世界経済の勢力図は一変しつつある。いまや世界は成長の時代。驚愕すべき新たな現実が幕を開けようとしている。日米欧の時代は終わった。「BRICs」の提唱者が描く新たな世界の勢力図。
序章 想像を絶する成長
第1章 BRICsの誕生
第2章 「新興」から「発展」へ
第3章 BRICs―ブラジル、ロシア、インド、中国
第4章 勃興する成長国市場
第5章 成長に伴う資源は十分か
第6章 次なる消費大国
第7章 歴史を超える新たな経済同盟
第8章 世界経済の新たな秩序
第9章 塗り替わる世界経済地図
終章 世界はよりよい時代に
日本が低迷を続ける20年間、世界経済の勢力図は一変しつつある。今や世界は成長の時代。驚愕すべき新たな現実が幕を開けようとしている。「BRICs」の提唱者が描く、新たな世界の勢力図。
著者は「BRICs」という言葉を考案し、ブラジル、ロシア、インド、中国といった新興国市場の台頭を予言した人物で、現在はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長。また、著者は「BRICs4カ国は、韓国、インドネシア、メキシコ、トルコの4カ国とともに、もはや『新興国市場』ではなく、『成長国市場』」だとも言う。世界金融危機を越えてBRICs市場をどう見るべきか、著者の展望は明るい。そう思える1冊です。