- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
- 小説積極的平和主義者達の挑戦 5
-
北米新大陸建国の裏面史に学ぶ
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2022年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784434307805
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本救国論
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年03月発売】
- 日本だけが「悪の中華思想」を撥ね退けた
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2018年09月発売】
- 英国人記者だからわかった日本が世界から尊敬されている本当の理由
-
価格:880円(本体800円+税)
【2019年03月発売】
[BOOKデータベースより]
科学技術の花開く夢の世紀と期待されて幕を開けた21世紀、そこから20年を経た今、日本は、そして世界も、期待からどんどん遠退いて行くとしか見えないのは何故?畢竟、文化文明史とは、淀む一方のヒト共の知恵の流れを辿るもの、科学史とは、ヒト共に退化をもたらす、知恵の悪あがきの積み重ねを辿るもの。悲しいかな、そこに通底するおかしな法則、進歩とは退化に同義!歴史は先ずは裏から見るのが、そこから学ぶに正しい姿勢というものか。シリーズ5巻の本書では、アメリカ合衆国建国の裏面史に学びつつ、現代の巨頭、アメリカ合衆国と中華人民共和国の今を俯瞰する。
前編:北米建国の裏面史に見る汚点―先住民族殲滅と奴隷貿易(闇より出でて闇に入るか―北米新世界の船出のそもそも、そこにあった、自らによる自らのための自らの国家建設とは!;フロンティアスピリッツの裏―建国の過程に見る必然的背景、信仰義認説に立つは是か非か?信仰の要不要論議に軍配無用とするは非か!;犯罪大国アメリカと評される裏に!―暴力社会と化した現アメリカ社会、それを後追いする日本社会の、軟弱極まる基盤構造 ほか)
[日販商品データベースより]中編:社会主義は幻影か―社会主義思想に潜む自己崩壊因子、異あるならば自然則に学ぶべし(パックスチャイナは自己崩壊因子放出のトリガー―中国共産党倣独裁政権下の新社会主義に見る仰天の行動原理!佐久翁の訃報に走る田部満、地雷を踏んでSOS;万里の長城に昇る朝日―弾圧に苦しむモンゴル自治区の民に、佐久翁の魂が献上する特大の助っ人、SOSに応える小松原真人渾身の策、テミストライアングル;水より薄いは誰の血ぞ!―オルドス高地に上がる花火はサイバー戦線布陣完了の蜂火 水より濃くてこその血と自覚する民は強し!佐久翁生きての便り! ほか)
後編:深遠なる自然則に沿うべくも無し、嗚呼!―宇宙航海時代は人類滅亡史の幕開け?(狂い始めた人類社会の歯車―人間性喪失の元凶は?前途あるチベット出身兄弟の運命を狂わせたものは?;コールドハート、出陣あれ!―人工知能テミスを盾に、トライアングルを矛にする、科学者チームコールドハートは無敵?;狂宴の跡―目を剥くコールドハート現地メンバー、これ見よがしな施設標識、アメリカ人生科学者! ほか)
歴史は繰り返すとは人類史に当て嵌まる確かな経験則で、逼塞するばかりの現今社会に向き合うには歴史に問えばいい。就中、裏に埋もれて忘れ去られがちな、いわゆる裏面史が大事、同じ轍を踏まず新たな道に踏み出す方途の示唆が、そこからこそ得られよう。
本シリーズ全5巻は、カリフォルニアに住む情報科学者の、一生を通じた積極的平和主義実践の様を語りの筋に据え、巻1には戦後の日本、巻2に朝鮮半島の現在、巻3にはソ連邦崩壊、巻4で現イスラム社会と、現今人間社会の忌むべき史実を拾いながらその本質を見詰めて来て、本第五巻でアメリカ合衆国の建国の歴史まで辿り着いた。
全巻通して著者は訴える。もし我々が人間としての先々の明るい展望を開きたいのであれば、偉大なる自然則に沿ってこそ可能と。つまり、霊長思想を捨て、人間も幾千万種ある生物の中のただの一種に過ぎないとの自覚に立つことが、先ず以ての一里塚なのだ。