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[BOOKデータベースより]
つげ義春、村上春樹、中上健次―物語に耳を傾けて、「存在」にこころを響かせて、視えてくる。“生と死”“性と聖”これらの交わりこそが心理療法には不可欠である。世界の神話/社会の力動/人の個性化は「揺らぎ」とともに…。一人ひとりがそれぞれに“生きにくさ”を抱えて苦悶する物語。
序章 無意識の語りへと導かれて
[日販商品データベースより]第1章 引き裂かれた女性イメージ―つげ義春の世界
第2章 切り離されたこころとつながりの回復―『海辺のカフカ』に視る近親相姦と解離
第3章 暗闇を引きずった英雄―中上健次『枯れ木灘』における生・性・暴力と聖
私たちは、現実にはあり得ない物語「浦島太郎」「鶴女房」などに、深い哀感を抱く。また、ギリシア悲劇の「エディプス王」の物語に、時代を超えた人間の欲望、愛憎のあり方を嘆息しつつ視ざるを得ない。
文学においても同じことがいえる。ストーリーの展開で、多くの人間の人生の機微、その人の存在の根拠に触れたものが、感動を与え、あるときは存在を脅かすのであろう。それは知的な作業ではなく、存在の深みを揺るがす、意識では捉えきれない領域なのである。
その人なりの進む人生を、ユングは「個性化」と定義した。人間は幼児・青年期・父親/母親・壮年・老年と成熟し、死を迎える。この人生というものは、人それぞれに平坦ではあり得ない。大変な不幸と挫折を味わうかもしれない。そかし、いかなる苦労があったにせよ、自分の人生はそれなりの意味があったと考えたいものである。
―― こうした問題意識をもとに、著者は、精神科医そしてユング派分析家としての視点から、そして「存在の揺らぎ」を生き抜いてきた自身のひとつの到達点として、本書を世に問う。