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[BOOKデータベースより]
人類が太陽系へ進出する宇宙港として、注目が高まる月。最新の月科学、人類と月の新しい関わり方を紹介。
序章 月や惑星を探査する意味
第1章 月はどんな天体か
第2章 月の謎への挑戦
第3章 これからの月探査
第4章 月で人が暮らすために(月の資源開発)
終章 宇宙にかかわるしごとをするには
人類が太陽系へフロンティアをひろげるための宇宙港として、注目を集めはじめている月を大解剖。近年の月探査によってわかってきた、最新の月科学を紹介し、人類と月の新しい関わり方を示す。
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価格:902円(本体820円+税)
【2019年09月発売】
著者の佐伯和仁さんが是非に!と、お願いした本書の挿絵を担当された大町俊介さんの絵は、とても内容に合っていていて魅力的なので、読んだ子どもたちの想像する宇宙の世界が広がりそうだなと、思いました。
本書は、日本の月探査機「かぐや」のプロジェクトチームの一人である研究員の方が書いています。
小学生くらいのお子さんたちにもわかるように各章を短く切り分け、子どもたちでも作ってやれる実験なども紹介してくれていました。
わたしは科学的なことや工作が苦手なので、この実験を作ってやってみようとは思いませんでしたが、著者の宇宙や月への熱い思いは感じることが出来ました。
一番面白かったのは、最後の「月で人が暮らすために」の章です。
今現在の状態で、たった1リットルの水を月まで運ぶのに1億もかかるとは!ビックリです。
いつか、人類は月や宇宙で生活できるようになるんでしょうか。
興味のあるお子さんはぜひ手に取ってみてください。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子22歳、女の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】