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[BOOKデータベースより]
「きみは変わらず、ずっとそこにいてくれた。決して動かないポラリスのように。ぼくが道に迷っても、帰ってくることができたのは、そのおかげだ」ユジンがほほえみ、同時に涙ぐんだ。うるむ瞳は、チュンサンのこのうえもなく大切な星だった。この星を、たとえ一時にせよ見失っていたなんて、どうかしていた。もう決して見失わない。たとえ何があっても―。
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