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[BOOKデータベースより]
濱田庄司や河井寛次郎に激賞され、民藝の美をたゆまぬ仕事のなかで実現した金城次郎。のちに魚の線刻の作陶で「魚文の次郎さん」として多くのファンをもつことになる彼の初期作品を、窯出しのたびに出向いて直接入手した稀代のコレクションで紹介する。現在の作陶家・愛好家にも学びの手がかりとなる一書。
酒の器―嘉瓶・徳利・カラカラ・抱瓶・ぐい呑
[日販商品データベースより]華の器―花瓶・角瓶・花生
食の器―皿・鉢・マカイ・箸置
台所の雑器―油壷・蓋壷・蓋物
茶の器と文具―茶〓・按瓶・茶壷・土瓶・急須・湯呑・香盒・水滴・コーヒーカップ・灰皿
祭器―厨子甕・高坏・角鉢・骨壷・燭台
沖縄初の人間国宝として、民藝の美をたゆまぬ仕事のなかで実現した金城次郎。のちに魚の線刻を特徴とする作品で「魚文の次郎さん」として多くのファンをもつことになる彼が、沖縄伝統の技術と技法を受け継ぐ壺屋で作陶した初期作品は、濱田庄司や河井寛次郎ら本土の作陶家からも激賞された。本書では、金城次郎の壺屋時代の作品228点を、窯出しのたびに出向いて直接入手した稀代のコレクションで一挙紹介し、現在の作陶家・愛好家にも学びの手がかりとなる一書となっている。巻末には、各作品の技法や琉球陶器について詳細な解説を付す。
【「緒言」より】
『金城次郎壺屋時代作品集』は、久美佐子が1968年から71年を中心に、当時壺屋にあった金城次郎の工房に窯出しのたびに出向いて直接入手した作品を中心に構成されている。作品の作られた時期がきわめて明瞭であり入手経路も確実で、この頃の金城次郎の仕事内容を優品によって網羅しえているといえる。
金城次郎が戦後すぐに独立してから1960年代前半までの最初期の作品はほとんど入手することができないので、本図録はとくに「壺屋時代」作品集と呼ぶことができ、その時期のもっとも成熟した仕事内容を端的に示すことができるものとなっている。
一人のコレクターの一貫した美意識による限定された時期における金城次郎の作品の濃密なコレクションとして、強い特徴をもつということは特記しておく必要がある。民藝の美をたゆまない毎日の仕事のなかで実現した金城次郎の功績を伝え、それを学びたいと考える後進のつくり手たちの学びの手がかりとなることを願って本書は刊行されている。
久コレクションは300点に近く、今も当時の作品と明らかにわかるものは入手され続けている。近い将来、金城次郎記念館というべきものの設立によって、そのコレクションが公開されることを切に希望している。